診療放射線技師は、レントゲンやCT、MRIなどを用いて体の内部を画像化する専門職です。さらに、がん治療における放射線治療や、検査・治療を安全に行うための放射線管理など、医療のさまざまな場面で活躍しています。

私たちは、医師・看護師・臨床検査技師などと共に「チーム医療」の一員として、高度な専門知識と技術を駆使し、県民の皆様に安全で質の高い医療を提供しています。
当会では、技師の専門性をさらに高めるため研修会やセミナーを開催し、最新の医療技術を学ぶ機会を提供しています。また、イエローリボン・ピンクリボン活動や市民公開講座を通じて、地域の皆様に予防医療や健康に関する情報を発信しています。

今後も、診療放射線技師の成長と医療の質の向上、地域社会への貢献に努めてまいります。引き続きのご理解とご支援を賜りますようお願い申し上げます。

当会は昭和23年の設立以来、先人の努力と研鑽により診療放射線技術を発展させてきました。特に放射線管理の分野では、NDD表面線量簡易換算式から最新のEPDソフトに至るまで、全国に広く活用される技術を築いてきました。これらの功績に敬意を表し、私たちも次の世代へ継承しながら新たな前進を目指しています。

当会の目的は、放射線技術の向上発展、職業倫理の高揚、そして県民医療の質の向上に寄与することです。そのために、研修や普及啓発活動を重ね、放射線管理や障害防止にも取り組んでいます。

私たちの使命は、チーム医療を推進し、県民に質の高い医療を提供することです。その実現のために、行政や医療機関と協力し、専門知識と技術を最大限に活かしてまいります。

私たちの価値は「技師会を通じて人と人とのつながりを育むこと」です。コロナ禍で一時失われた交流を取り戻し、互いに学び合い支え合う場を広げていきたいと考えています。

仲間を大切にし、共に歩む環境を整えることが未の技師会を築く力になります。皆様の積極的なご参加とご協力を心よりお願い申し上げます。

公益社団法人 茨城県診療放射線技師会
会長　沼尻　俊夫

茨城県診療放射線技師会では、13の多角的な分野で研究会活動を行っています。